月商100万円超えの次は月商300万円を目指そう
前回のブログで、月商100万超えを達成する為の方法を紹介しました。
月商300万超えを目指す為には、必ず月商100万円超えを達成している事が絶対条件です。
月商100万円をまだ挑戦中のショップ様は、絶対に『目指せ!楽天月商300万円!!』『目指せ!楽天月商500万円!!』のブログは読まないで下さい。
月商300万超えの方法
さて、いよいよ月商100万円超えを達成し、月商300万超えのチャレンジが始まりました。
月商100万円を超えると売れ筋商品がランキングに入るようになり、いよいよ他店との競争が始まります。
競争が始まったからと言って、他店の商品をくまなくチェック!とかそういう事が300万円超えに必要なわけではありません。
むしろ逆で、他店を見ている暇があるのならば、自店をもっと見て欲しいと思います。
100万円超えは、自店のエースをよく見てその良さを伝える事でしたが、300万円超えには自店舗全体をよく見て施策を練る必要があります。
具体的な方法は、以下の5点です。
- PDCAを高速に回す
- 商品点数50個~100個
- 低すぎない客単価
- 基本的なSEO
- 攻めの時間の確保は守りの時間の削減から
楽天月商300万円を超えられない本当の理由
最初にして、いきなり超えられない本当の理由です。
300万円を超えられない理由は、PDCAを高速に回せない理由があるからです。
PDCAを高速に回すとは、計画(Plan)→実行(Do)→チェック(Check)→改善(Action)
を何度も実行して何度も挑戦する事です。
方法は2通りしかありません。
- 自分でPDCAサイクルを回す
- コンサルに支援してもらいながらPDCAサイクルを回す
300万円を超える為に、何をやったらわかないは完全に解消しました。
PDCAサイクルを高速で回す事を、自分でやるのか、コンサルに頼むのかを決めてください。
300万円超えに奇策はなく、店舗様の環境に合わせて、PDACAサイクルを高速で回し、自社のお客様に合わせてショップをブラッシュアップしていく他方法はありません。
少し余裕ができて、コンサルに頼む場合も、絶対に広告や楽天SEO対策ではなく、PDCAサイクルの高速支援に特化してお願いをするようにしてください。
とはいえ、まだまだコンサルに頼む余裕なんてないし!コンサルなんて信用できない!?
では、自分でPDCAサイクルを回す場合、どうすればいいのでしょうか?
攻めの時間の確保は守りの時間の削減から
自分でPDCAサイクルを高速で回す場合、仮に十分なスキルがあったとしても、その時間が確保できなければ本末転倒です。
まずは、バックヤードの整理、生産性の向上を行って下さい。
売れた後の店舗運営が整理できていないと、必ず「忙しいからできなかった」の悪い虫が出てきてしまいます。
大変失礼ですが、月商100万円を捌く事が既に「忙しい」のであれば、それ以上の売上アップは見込めません。
カット出来る部分、システムやITに置き換える事ができる部分はすぐにそうしてください。
例えば、いつも同じ作業を繰り返している部分は、エクセルを工夫することで自動化ができたりします。
エクセルを使った自動化があれば、毎日1時間掛かっていた作業も、たったの10分に短縮できたりします。
月間30時間かかっていたものが、たったの5時間に短縮されますので、25時間もの時間を、余分にPDCAサイクルを回す時間として確保できることができます。
エクセルの簡易マクロなどの簡単なIT化も勿論tetemarketingでも支援できますし、ランサーズなどのクラウドソーシングでも比較的安価に仕事をお願い出来たりします。
継続的に掛かる費用は痛手ですが、スポットで有効な部分にお金を掛けていく段階ではありますので、月商300万超えのために是非積極的に外部の手を利用してみてください。
[ちょっとしたシステムも安価に依頼できるクラウドソーシング]
■日本最大級のお仕事依頼サイト『ランサーズ』
■国内No1ワーカー数『クラウドワークス』
[バックヤードの手間を改善]
■メール対応を効率化『メールディーラー』
■受注処理の効率化『ネクストエンジン』
<補足と雑談>
2023年3月16日に放送されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC:日本vsイタリア戦)の視聴率が関東で48・0%とWBCの中継では過去最高を記録しました。
12日に行われたオーストラリア戦では、投手と打者の二刀流で有名な、大谷翔平選手(エンゼルス)が、自身が契約を結ぶセールスフォース社の看板にブチ当てる特大1号の本塁打を放ち、「最高の広告効果」「スポンサー対応まで神がかっている」と話題になりました。
少し話がそれてしまいましたが、看板の広告主であったセールスフォース社は、世界のソフトウェア企業の上位10社にランクインする大企業です。
セールスフォース社の考え方として、「カスタマーサービスは収益を生まない部門」と定義し、カスタマーサービスの自動化に商機を見出したというものがあります。
月商300万超えを目指すネット通販においても、とても重要な考えがここに含まれています。
楽天ショップのカスタマーサービス(顧客対応)の分野においても、
- マーケティングや事業の改善、成長に活かせるお客様の声
- 繰り返される単純な質問と回答
の2パターンに別れるからです。
月商100万円前後のショップ様の中には、カスタマーサービスを店長自らが行っている店舗様も多いと思います。
お客様を大切にする、お客様の声を集めるという観点からも非常に大切な業務であると思いますし、是非今後も続けていただきたいと思います。
しかしながら、そこにあまりにも多くの時間を割いていては本末転倒です。
セールスフォース社のような大規模なCRMシステムを導入する必要は勿論ありませんが、カスタマーサービスの効率化を図り、攻めの時間を増やすという取り組みは、月商300万超えを達成するショップに重要な取り組みです。
商品点数50個~100個
バックヤードの効率改善により、PDACAサイクルを高速で回す時間が確保できたら、いよいよ計画の実行です。
まずは、商品点数の数を増やして下さい。
50個~100個は必要です。
商品点数の数が増えたら、エースの時と同様に、どれが売れているのかを見つけて下さい。
そして売れている商品の魅力を精一杯仮説を立ててページに盛り込んでいって下さい。
あれ?それ月商100万超えの時にもやりましたよね?
そうです。でも増やす商品達には、注意が必要です。
ロングテールという言葉があるように、ネットでは、増やした商品の積み重ねで、売上が積みあがっていき最終的に大きな売上を作っていけるとう特徴があります。
ただし、正しい楽天seo対策、キーワード対策がその50~100個の商品に記載されていなければ、ロングテール効果は得られません。
基本的なSEO
前の章で触れましたが、増やした商品に正しい基本的なSEOが施されていなければ、300万円超えの為の戦力にならないばかりか、新たな売れ筋を見つける事もできません。
基本的なSEO対策として、
商品名と商品説明文に適切なキーワードが挿入されているか今一度チェックをして下さい。
100万円超えを目指した時と少し違うのは、商品の魅力を伝える為の店長視点のキーワードではなく、お客様視点のキーワードという事です。
お客様なら、こういうキーワードで検索窓に入力するだろうなという視点です。
サジェストキーワードなどを参考に、このお客様視点のキーワードも何度もトライしてPDCAサイクルを回して見てください。
商品の魅力を伝える為のキーワードだけでなく、「クリスマスギフト」など、季節に合わせたお客様視点のキーワードも重要になってきます。
そしてもう一つ、基本的なSEO対策としては、ディレクトリIDとタグIDの見直しも忘れずにこの時点で精査しベストな状態を確保しておいてください。
特に、ディレクトリIDとタグIDの登録は地味な作業で、商品点数が少ない段階で癖を付けておかないと後で痛い目に合う事もあります。
今のうちに、ディレクトリIDとタグIDの精査を行っておきましょう。
低すぎない客単価
これまで行った施策を振り返って、今一度売れ筋商品を眺めてみると、何となく傾向が見えてくるはずです。
また、月商100万円を超えてくると少し自分に自信も付いてきます。
ここで思い切って、単価の高い商品にも挑戦してみてください。
楽天市場はポイントが魅力で、楽天ポイント欲しさに楽天を訪れるファンも多いです。
価格が安い商品は貰えるポイントが低いため、ポイント目当ての楽天ユーザーには魅力の低い商品となってしまいます。
一方、単価の高い商品は貰えるポイントが多くなる為、多くの楽天ユーザーには、「ちょっと高いけどポイント貯まるからまぁいいか」という見えない力が働きます。
月商300万超えを達成する為には、今よりも客単価の高い商品への挑戦はかなり重要な要素です。
以上、楽天市場で月商300万円を超える為に必要な5つの方法をご紹介しました。
月商300万円を超えるには、外部の力も上手に借りながら、挑戦と検証の繰り返しです。
大丈夫!あなたならきっと乗り越えらえます!
最後にもう少し精度を上げたいという方向けに、補足用のブログをご紹介致します。
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