ビジネスモデルとは?
よく耳にするけれど以外と多くの方が明確に答える事ができない、ビジネスモデル(business model)という言葉、wikiによると、
【製品やサービスに関する事業戦略と収益構造を示す用語である】
とあります。
言葉はよく聞くけれども結局よくわからないですよね
端的に言えば、ビジネスモデルとは、【儲かる仕組みづくり】のことを言います。
もっと言えば、テテマーケティングでは【持続可能な儲かる仕組みづくり】をビジネスモデルと定義しています。
ビジネスモデルが必要な時はいつ?
では、いつビジネスモデルが必要なのでしょうか?
新規で事業を始める起業家さんには今すぐ必要ですが、既存の事業を営んでいらっしゃる方は、ビジネスモデルが既に存在しています。
つまりその既存のビジネスモデルを破棄して新たなビジネスモデルの再構築を必要とするタイミングです。
いつ既存のビジネスモデルの破棄が必要なのでしょうか?
勇気がいることですよね
それは、努力が成果に結び付かなくなった時、既にそのビジネスモデルは崩壊しているです。
このタイミングをよく見極めてください。
努力をしている暇などなくなったタイミング、努力自体が『悪』に変わったタイミングともいえます。
全責任者に、努力が悪に変わったタイミングと告げる必要があります。
ビジネスモデルをどう再構築するか?
さて本題です。
ではどうビジネスモデルを再構築すればよいのでしょうか?
- 書店で有名マーケティングの書物を読みあさる(立ち読みw)
- 店頭に並ぶ帯付きベストセラーのビジネス書を買いあさる
- ビジネス書が付箋とマーカー、ドッグイヤーで埋まる
- セミナーや人脈懇親会に行きまくる
私にもそんな時代がありました。
3C分析、SWOT分析、PEST分析、5F分析、マーケティングの4P、ポジショニングマップ、ランチェスター戦略、ブルーオーシャン戦略、、、
どれも大切な方法論ですが、やってみればわかります。
やればやるほど、勉強すればするほど、どこかで見たようなビジネスモデルが出来上がります。
出来上がったもっともらしい何かの前で、ただただ疲労感が残るだけで、でも結局何から始めたらいいかさっぱりわかりません。
って、そのやり方間違ってますから!!
一生懸命勉強して、考えて形にしたビジネスモデルなのに?なぜでしょうか?
孫氏曰く、『戦わずして勝つ』
戦わずして勝つ [孫子の兵法]
そう、他人が誰しも通る有名本や有名分析を用いても、辿り着く先は他人も行った先。
皆が歩んできた道を辿って、皆の待つ場所へ向かう。
結局、一周回って自らの足で戦火に身を投じているに過ぎないからです。
戦わずして勝つ
では、戦わない場所ってどこでしょう?
突然ですが、経理の本はお読みですか?
キャッシュフローや利益の本です。
えっ!?っと思う方が多いはずです。
マーケティングの本やビジネス書は読むのに、お金の本はあまり読む人がいません。
だからチャンスなんです。
お金を中心にビジネスモデルを構築すれば、他人とはまた違ったビジネスモデルが生まれます。
だってお金の本を読む人が少ないんだもん
冒頭で、ビジネスモデルとは【持続可能な儲かる仕組みづくり】と定義しました。
『儲かる』とは正に、「戦わずして勝つ」の先にあるものだとテテマーケティングでは考えています。
戦っていたら削り合いで結局儲からないし、持続可能性もありませんから。
ビジネスモデルの再構築=キャッシュポイントの再構築
そうです。
ビジネスモデルって何? に答える、世界一簡単なただ一つの回答は、
キャッシュポイント(利益モデル)の再構築です。
きゃ、キャッシュポイント?
世界一簡単って言いましたよね?
普通にまだ難しいですけど
ってそうですよね。
では、客単価を今の5倍~10倍に変えてください
これだけで今とは大きく違ったビジネスモデルが誕生します。
客単価が5倍~10倍の商売は、既存モデルとは取引先も、社内のコア機能も、お客様も、競合も全く違ったものに変わっているはずです。
唯一チャネルだけは同じかもしれませんね。(いずれチャネルの変更も必要です)
あとは、お金をいただくタイミングや回数、方法を変えてください。
一緒に、お金を”払う”タイミグや回数、方法もセットで変えてしまうのもいいですよね。
在庫金額を今の10分の1にする。
にチャレンジするのも効果的です。
ビジネスモデルの再構築に役立つ3つの方法
3C分析、SWOT分析、PEST分析、5F分析、マーケティングの4P、ポジショニングマップ、ランチェスター戦略、ブルーオーシャン戦略、、等々、有名分析手法を用いたビジネスモデルの再構築が難しい事は既に説明をしました。
まずは、キャッシュポイントの再構築を経て抜本的なビジネスモデルの変貌を遂げた後に、ブラッシュアップ手段としてこういった手法を用いる事には大いに有効だと思います。
順番を逆にする感じですね。
ビジネスモデルを再構築するために、各種分析手法を用いるのではなく、
ビジネスモデルを再構築した上で、各種分析手法にてブラッシュアップする。
ということです。
有名分析でプランニング → ビジネスモデル再構築 ×
ビジネスモデル再構築 → 有名分析で検証 〇
最後に、私が新規事業や、新規商品開発においてよく使う3つの方法をご紹介します。
細かい説明はまた別の機会にてご紹介できればと思いますが、参考になれば幸いです。
- キャッシュポイントや利益モデル、課金ポイントに関する本
- ビジネスモデルキャンバス
- ペルソナマーケティング
テテマーケティングのおすすめ書籍
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