本気ですれば誰かが助けてくれる
本気ですれば誰かが助けてくれる
ミスター・ジャイアンツこと、長嶋茂雄終身名誉監督の言葉です。
ビジョンの共有なくして達成なし
会社経営の舵を取るに当たって、ビジョンの設定と達成は必達事項。
ビジョンは共有できて初めてビジネスを成功に導く原動力となります。
ビジョンを共有するメンバーのモチベーションは、以下の3つの『期待』がなければ心に火は灯りません。
- ビジョンへの期待
- 自分への期待
- リーダーへの期待
長嶋監督の「本気ですれば誰かが助けてくれる」は、3.リーダーへの期待に直結する重要なリーダーの姿勢でありマネジメント能力です。
リーダーが本気で行う信念の強さが、メンバーに伝達され、共有の絆の強さを生むからです。
リーダーの信念の強さが伝わり、共有の絆が生まれた時、組織は能動的に動き出します。
逆に、リーダーの声が大きいだけで言行一致が行われていなければ、メンバーは「しているふり」に汗をかきながら静かにビジョンが忘れ去られるのを待っています。
「人に話す」「人に見せる」ということは、リーダー自らの意思を固めるという意味でも重要です。
一方で、私たちの中には、努力する姿や、本気で取り組む姿を人に見せることが、苦手な方が多いのも事実です。
努力を人に見せる事が何だか恥ずかしい事のように思えてしまいますよね
そこで発想の転換。
本気を見せることで、「誰が味方」で「誰が敵か」を見極める
という、ちょっとドライな視点で物事を考える事も、優秀なリーダーには必要なのかもしれません。
ファイト!闘う君(の唄)を、闘わない奴等が笑うだろう
雨もまたよし!
あるマラソン大会に招待された長嶋さんがスタート前のスピーチでおっしゃった言葉。
当日はあいにくの雨だったようですが、スピーチの最後に締めくくった、力強い、
「雨もまたよし!」
は、ランナー一人ひとりのモチベーションを高めただけでなく、会場にいる、観客、そして運営関係者すべてを勇気付けた事でしょう。
「晴れもよし!雨もまたよし!!」そんなリーダーでありたいものです。
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